Polk Audio Reserve R100 素人レビュー 【その他もあり】

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先日、新春初散財でPolk Audio Reserve R100を購入しました。

正月休みの間に慣らし運転も終わらせたので、素人ながらレビューという感想を書き留めておきたいなと思います。

あくまで素人故に、専門的なことは書けませんので悪しからず。

あと主観によるものなので、聞いてみた感想的には個人差があると思われます。

このスピーカーだけではわかりにくいと思いますので、手持ちのスピーカーのレビューも含めて比較できるようにしました。

目次

Polk Audio Reserve R100

上記の関連記事にもある程度は書いているのですが、改めて記載しておきます。

定価は77000円(税込み)とのことですが、販売価格は65000円前後で販売されています。(2024年1月現在)


Polk Audioとは50年前くらいからある米国のブランドで、最近日本に再上陸したようです。

なので、知っている人は知っているのですが、日本では知名度が低くく聞いたことがないブランドかもしれません。

ちなみに私も知りませんでした。

ただ、ネット上の評判も良く、歴史はあるので質は間違いないだろうということで手を出してみたわけです。

外観

カラーは、ブラック、ホワイト、ブラウンの3色。

ホワイトにするかブラックにするか悩んだのですが、買ったショップの在庫にホワイトがなかったのでブラックにしました。


サイズは、166×324×260(W×H×D mm)とそこまで大きいわけではありません。

個人的にはR200も購入の検討に入ったのですが、サイズが大きすぎるのでこのサイズのR100を選びました。

重さは5.5kgとまぁまぁの重さです。

とはいえ、他の機種に比べると案外重くない部類に入るのではないでしょうか。


サランネットはマグネット式で、脱着が簡単にできます。

お好きな状態にしやすくなるので、良いですね。

気をつけないといけないのは、前面のツイーターが尖っていること。

これも何かの理由がありそうなので、傷つけないように気をつけないといけません。

ケーブルの取り付けはバナナプラグ接続が可となっています。


ちなみにですが、Polk Audioとは米国発祥のブランドなのですが、製造は中国だったりします。

生産国にこだわりがある人は気をつけるべき点かもしれませんね。

音質

素人目には

MASA

めちゃくちゃ良い……

の一言に尽きます。

高音から低音までのバランスが優れていて、非の打ち所ががありません。

高音はしっかり出ているのですが、刺さることはないですしマイルドな感じです。

中音はボーカルが特筆すべき点で、すごい前に出てきます。

スピーカーとの距離は離れているのですが、耳元で歌っているかと錯覚するくらいです。

低音もしっかり出ており、不足感はまったくありません。

低音が出ているといっても、無茶苦茶ドンドンなっているというよりかは上品な感じがします。

当然ですが、高音から低音まで音がクリアで、安物では聞こえなかった音が全部聞こえてきます。

不満点は……探すのが大変かな(;´∀`)。

スピーカーによってはイコライザー等で調整するといい音になるものもありますが、R100に関しては個人的には調整する必要がないくらいいい音を出してくれます。

全体的にバランスが良いので、あとは好みの高音・低音の調整をすると最適な環境を作ることができるのではないでしょうか。


パッシブスピーカー故に、アンプが必ず必要になります。

私が使っているのは、DENON PMA-600NEという機種になります。

安物アンプによっては、スピーカーの性能を100%引き出すことができませんでの要注意です。

評価

私の本職である先生らしく点数をつけるのであれば、次のような感じになります。

高音:90点
中音:92点
低音:90点

  • 一応成績という感じなので、合格点は60点になります。

R100は、すべてに優れた優等生という感じでしょうか。

個人的には是非ともオススメしたい一品です。

6万円以上という初期投資ができるのであれば、という条件がつきますが……

2024年現在では円安が進行中ということもあり、いつ値上がりしてもおかしくない状態です。

気になっている方はご注意を。


以下からは比較対象として手持ちのスピーカーのレビューを少ししていきます。

DALI ZENSOR1

DALIはデンマーク発祥のスピーカーブランドです。

その中でも、エントリーレベルのZENSOR1を買ってみました。

音質的には、中音から高音にかけて非常にいい音を出してます。

高音域のキラキラした音が非常に綺麗で、あと個人的には女性ボーカルが優れているように感じます。

ただ、低音が思ったほどでないので、低音好きの人には物足りないところがあるかもしれません。

点数をつけると以下のような感じです。

高音:92点
中音:90点
低音:77点

ZENSOR1は高音、中音特化型で、低音はごく普通。

低音はごく普通と言っていますが、低音の質は悪くなく心地良い感じです。

なので、低音が響くのが苦手な人や、家の環境的に低音を出せない人には是非オススメしたい一品です。

私は低音を重視しない音楽を聞くときにはこのスピーカーを使っています。

低音を強調したいのであれば、サブウーファーを用いるのが良いかと思います。

残念なことに生産終了し、後継機種としてOBERON1になっているので興味のある人はそちらを検討するのも良いかと思います。

ただ、中古で見つけたら購入するのはアリかと思います。

私が購入した価格は2万円弱でした。

この価格なら絶対にオススメです。

ただし、R100同様パッシブスピーカーですので、別途アンプが必要になります。

ONKYO GX-100HD

10数年前に購入した今はなきONKYOのスピーカー GX-100HDです。

日本のブランドということもあり、非常に良かったです。

こちらはパッシブスピーカーではなく、アクティブスピーカーなのでアンプは不要です。

音の傾向は、先述のZENSOR1と似たような感じで、高音・中音特化型のスピーカーで低音が弱いです。

一応、BASS調整もできるのですが、不自然な低音の強調の仕方になるので個人的には使いませんでした。

点数をつけると以下のような感じです。

高音:85点
中音:85点
低音:65点

低音がギリギリ合格点という感じですが、それ以外は優等生です。

低音に関しては、サブウーファーで補うとかなり良い感じなります。

サブウーファー出力があるので、接続は容易にできます。

アクティブスピーカーにしては大きめですが、音質は非常に良いです。

PCスピーカーとして使うのに向いているかなという感じです。

こちらも残念なことに生産終了し、中古でしか入手手段がありません。

中古で1万円程度ならオススメしたい一品です。

Bose Companion 2 Series III

Bose Companion 2 Series IIIです。

こちらもパッシブスピーカーではなく、アクティブスピーカーになります。

先述のスピーカーに比べると、80×190×150(W×H×D mm)とかなりの小型になります。

小型ながらもBoseらしく低音が優れたスピーカーになっています。

どこからその低音が出ているのかと不思議に思えます。

逆に低音が強すぎて、困るという人も出てくるかもしれません。

そのときは、背面のバフレスポートをスポンジやティッシュで埋めてしまえば少しは低音が抑えられます。

低音は優れていますが、中音から高音にかけては普通よりちょい上くらいのレベルくらかなと。

ただ、アクティブスピーカーとしては上位レベルのものなので買って後悔はしないと思います。

点数をつけると次のような感じです。

高音:75点
中音:75点
低音:85点

低音に優れますが、それ以外は少し良い普通くらいかな。

ただ、欠点という欠点もないので良い部類に入ります。

使いやすさも良いので、私は通常使用のPCスピーカーとして接続しています。

こちらの機種は、入手できるのかできないのかが微妙になっています。

Amazonでは取り扱いがあるのですが、店によっては取り扱いがなかったりするので、購入の際にはご注意を。

2024年1月現在では、価格は18000円弱くらいになっています。

セール時にはもう少し安くなってましたので、それが狙い目かと。

少しお高めですが、PCスピーカーとしてはオススメできる一品です。

Bose SoundLink Mini II Special Edition

同じくBoseのSoundLink Mini II Special Editionです。

Bose Companion 2 Series IIIとは異なり、ポータブルスピーカーで少し使い勝手が異なりますが、一応参考程度に。

こちらも筐体の大きさに比べて低音がすごい。

Boseらしい低音をしています。

中音から高音にかけても良い音がでてきます。

Companion 2 Series IIIと似た特徴があるのと思います。

ただし、ステレオサウンドを堪能するのであれば、Companion 2 Series IIIの方が良いでしょう。

片耳しか聞こえない私にとってはこれでも十分ですね。

重さはちょっとあるので、持ち運びするよりも据え置き使用がメインになってくるかなと思います。

とはいえ、簡単に好きな位置に置き換えれるというメリットは大きいと思います。

気になったのは音声ガイドで、日本語のガイドがあるのですが中国人が喋った日本語のような感じなのはどうかなと……

点数をつけると次のような感じです。

高音:77点
中音:77点
低音:85点

個人的にはCompanion 2 Series IIIよりも少し音質はいいなぁと感じます。

こちらも入手性に問題があり、売ってるのか売ってないのかよくわかりません。

廃盤になったと噂が流れても、普通に売ってるときもありましたし。

もし、正規ルートでの販売があれば手にしてみるのも良いかと思います。

通常価格は25000円くらいですが、セール時には2万円を切ってくるのでセール時を狙うのをオススメします。

それ以前に売っているかどうか問題ですが……

Anker SoundCore

中華メーカーのAnker SoundCoreです。

大分と有名なメーカーになりましたね。

それはさておき、こちらもポータブルスピーカーです。

突発性難聴になった直後に購入した思い入れのある品です。

音質的には特筆すべき点はありません。

ごくごく普通という感じです。

高音:70点
中音:70点
低音:70点

ポータブルでこの音質であれば十分良いといえるレベルのものでした。

最初は音質に期待を全くしていなかったのですが、予想を裏切るレベルだったので驚いたのは覚えています。

5000円程度でこの音質だとコスパ的には非常に良いと思います。

Amazonのセール時にはもう少し安くなります。

Anker SoundCore 2

SoundCoreの2代目のAnker SoundCore2

なんだか改良版が発売されてUSB Type-Cに対応したようです。

初代のバッテリーがヘタってきたので買ってみたわけですが……

音質的には初代とほとんど変わりはないかなぁ……と。

高音:70点
中音:70点
低音:70点

音質的なものではなく、防水面でレベルアップしたような感じです。

音だけにこだわるなら、安めの先代SoundCoreで十分かなと思います。

Anker SoundCore Mini

こちらも突発性難聴になってからすぐに買った一品。

Anker SoundCore Miniです。

Miniだけあって小型です。

寝るときに音楽を聞きたいと思ったので、より小型のものを選んだ結果がこれでした。

手のひらサイズと小さいので音質には期待してなかったのですが、結構普通にいい感じに音が出てきます。

値段も3000円くらいだったと思うのですが、こちらも値段を裏切る音質で驚きました。

高音:65点
中音:65点
低音:65点

音質的にはSoundCoreよりも劣るところはあるのですが、聞くには合格点を超えるレベルでした。

小型にこだわるなら全然アリな一品ですね。

結構気に入ったので2個買ってしまいました(;´∀`)。

現在は販売終了して、後継機のSoundCore Mini3が販売されています。

ちょっと気になります。

その他 中華スピーカー

SoundCore購入後、他のスピーカーの音質も気になって2個ほど中華スピーカーに手を出してみましたが……

うん、知らんメーカーのはやめとけと一言言っておきます(;´∀`)。

音質も一癖あるものが多く、低音が強すぎて高音・中音が完全に潰れたりと合格点に至らないものもありました。

高級品には手を出していませんが、保証の面を考えたときあまりオススメはできないですね。

すでに処分してしまったので、画像はありません。

まとめ

基本的に値段相応という感じです。

スクロールできます
機種名R100ZENSOR1GX-100HDCompanion2SoundLink MiniSoundCoreSoundCore2SoundCore mini
高音9092857577707065
中音9290857577707065
低音9077658585707065

お金に糸目をつけないのであればPolk Audio Reserve R100がオススメ。

ちょっと厳しいなというのであれば、Bose Companion 2 Series IIIがオススメ。

それでも厳しいというのであれば、Anker SoundCoreがオススメです。

世の中にはもっとコスパの良いものもあると思いますが、持ってないものを勧めることはできませんのであしからず。

おわりに

やはりいい音を出すにはお金がかかります。

ただ、上を知らなければ安いものでも十分に満足できます。

オーディオの世界が沼と言われるのを思い知らされましたね。

素人目線の雑なレビューですが、参考になれば幸いです。

それでは良き音楽ライフを(・ω・)ノシ

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この記事を書いた人

元専門学校教員・非常勤講師。
非正規から脱し、別業種の正職員にランクアップ。
しかしながら、いろいろ最底辺。
地べたを這いつくばりながらがんばってます。

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